響け!シャガのクレッシェンド
「レオンハルトさんのこと……」
その名を聞いた瞬間、リズの頰に熱が集まる。ルートヴィッヒはフッと笑った後、杖を鞄の中にしまう。
「リズ。君にとって、レオンはどんな存在なんだい?」
「レオンハルトさんはーーー」
リズは頭の中でレークヴィエムでのことを思い返す。あの地獄からレオンハルトは救い出してくれた。リズの胸の中が春のように温かくなっていく。
「私にとって、レオンハルトさんは光そのものです。私を見つけ出して、救い出してくれた。この恩はきっと、一生かかっても返せません。帰る場所のない私に、事務員という仕事までくれて……。この場所は、私にとって今大切な居場所です。レオンハルトさんには感謝しても仕切れません」
「……そんなレオンに自分のことを話せないのかい?本当の名前すら」
リズは俯き、スカートを握り締める。頭には、昔言われた言葉があった。
「申し訳ありません。私は、自身の名を隠すように言われています。しかし、こうも言われました」
その名を聞いた瞬間、リズの頰に熱が集まる。ルートヴィッヒはフッと笑った後、杖を鞄の中にしまう。
「リズ。君にとって、レオンはどんな存在なんだい?」
「レオンハルトさんはーーー」
リズは頭の中でレークヴィエムでのことを思い返す。あの地獄からレオンハルトは救い出してくれた。リズの胸の中が春のように温かくなっていく。
「私にとって、レオンハルトさんは光そのものです。私を見つけ出して、救い出してくれた。この恩はきっと、一生かかっても返せません。帰る場所のない私に、事務員という仕事までくれて……。この場所は、私にとって今大切な居場所です。レオンハルトさんには感謝しても仕切れません」
「……そんなレオンに自分のことを話せないのかい?本当の名前すら」
リズは俯き、スカートを握り締める。頭には、昔言われた言葉があった。
「申し訳ありません。私は、自身の名を隠すように言われています。しかし、こうも言われました」