響け!シャガのクレッシェンド
「ッ!」
その言葉を聞いた刹那、レオンハルトは勢いよく立ち上がった。立ち上がった拍子に椅子が倒れる。貴族である彼らしくない態度に、全員の目がレオンハルトに集中した。
「レオン?」
「レオンハルトさん?」
どこか心配した様子のアントーニョたちには目もくれず、レオンハルトは事務所の外へと飛び出した。嫌な想像だけが頭の中を巡る。
「リズ!」
通りを歩く人は多い。レオンハルトは杖を取り出し、呪文を唱えた。
「ヴィンデゥン!」
杖の先に光が集まる。その光はやがて青い蝶々になった。その蝶々はゆっくりと羽を広げて人の波の中を飛んでいく。レオンハルトは蝶々を追いかける。
レオンハルトの放った魔法は、願った人や物を探す魔法である。蝶々のあとをついて行けば、リズに辿り着くことができるのだ。
(どうか、無事でいてくれ……)
蝶々がある場所で止まり、光の粒となって消えていく。蝶々が消えた場所にレオンハルトが近付けば、そこには時計台への案内をするリズの姿が見えた。
その言葉を聞いた刹那、レオンハルトは勢いよく立ち上がった。立ち上がった拍子に椅子が倒れる。貴族である彼らしくない態度に、全員の目がレオンハルトに集中した。
「レオン?」
「レオンハルトさん?」
どこか心配した様子のアントーニョたちには目もくれず、レオンハルトは事務所の外へと飛び出した。嫌な想像だけが頭の中を巡る。
「リズ!」
通りを歩く人は多い。レオンハルトは杖を取り出し、呪文を唱えた。
「ヴィンデゥン!」
杖の先に光が集まる。その光はやがて青い蝶々になった。その蝶々はゆっくりと羽を広げて人の波の中を飛んでいく。レオンハルトは蝶々を追いかける。
レオンハルトの放った魔法は、願った人や物を探す魔法である。蝶々のあとをついて行けば、リズに辿り着くことができるのだ。
(どうか、無事でいてくれ……)
蝶々がある場所で止まり、光の粒となって消えていく。蝶々が消えた場所にレオンハルトが近付けば、そこには時計台への案内をするリズの姿が見えた。