たい焼きの頭としっぽ〜歳の離れた弟を育てていたら、幼なじみの御曹司俳優までお世話することになりました〜
初めて、誰かと一緒になって遊んだのも、拓真だった。恐らく、両親ではない誰かと、初めて話したのも、拓真だったと思う。

私の一生は、拓真がいなければ完成しない。誰よりも身を委ねられて、誰といるときよりも安らげる。そんな存在が拓真だった。

そして今、私が必死に擦り寄せていた太腿と太腿も、簡単に引き離し、誰にも見せたことのない隠された秘部を、初めて見たのも拓真になった。

「良い?痛かったら、すぐ言うこと」
「……ん」

膝に手をかけたまま、片方の指が、開かれた入口を何度も通り、絡みついた愛液を掬い上げる。

「……っ、あっ……」
(また、変な声でちゃう…)

拓真の指先が小さな突起を掠めるたびに、また身体が浮き立つような衝動に駆られて、じっとしていられなくなる。

私はその衝動に、素直に身を任せるように、かすかな声を上げながら、小さく腰を跳ねさせた。

「ん?ここ?」

まるで、言葉にせずとも全てを分かり合えてるみたいに、すぐに見つけ出されたそこを、拓真は指先で何度も、何度も、繰り返し、擦ってくる。

それを続けられると、まだまだ眠っている衝動があることを教えるみたいに、大胆な声がせり上がってきて、身体も跳ね上がるように大きく浮き立つ。

その刺激を、ずっと待ち侘びていたみたいに、私の全身が悦んでいる。

「……ん、あっ……!」
(な、何……これ?)

自分でも聞いたことのない、よがり声に驚き、思わず腕を咥えるようにして、口を塞いだ。

すると、二人の間にあった無言の掟が、ぷつりと破られるみたいに、拓真のごくりと唾を飲み込む音が聞こえた。

「…ゴクっ……」

そして拓真の腕によって、しっかりと開かれた入口は、よく湿った指先を、喜んで受け入れるように卑猥な音を立てながら、簡単に飲み込んでいく。

「どう?痛くない?」
「……ん、わかんな、い……」

「………一旦、止める?」

(え?や、止める……?止めたって、もう始める前には戻れないのに?)

「今止められたら、それは、それで、辛い、かも……」
「………じゃあ、このまま、続けてみるよ?」

守っていた純潔を破くわけだから、やはり最初はヒリヒリとした疼きや、あるはずのないものがあるような異物感は、多少なりとも感じた。

でも、拓真の指の動きは今まで以上に慎重で、初めてゆえの抵抗に寄り添うように、時間をかけてゆっくりと中に向かって進んでくる。

次第に、身体の深いところからは痛覚を超えた、痺れるような電流が流れ始めた。

「っ……あっ……」
「……っは……やっば。中、きっつ」

なぜか指先でその快感を呼び寄せる、拓真の表情まで、眉を下げてとても苦しそうだ。

でも今は苦しい表情だけではなく、その苦しさを逃すみたいに、熱い吐息もはらんでいる。

「ごめん……やっぱ一回、抜く」
「ダメ、っ!行かないで」

私はこのとき理性とか感情よりも先に、身体が勝手に動いていた。

まるで「離れないで」とねだるみたいに、彼の腕にしがみついた。

「………多分、慣れたら、平気になるから」
「本当に、このままで、良いんだな?」

「……う、うん」
(ああ、私は、なんてことを……)

冷静になると、今まで絶対に言わないと決めていた言葉が、こんなにもあっさりと出てくるなんて、この初めての快感が気持ち良くも、少しだけ怖くなる。

何か必死に食い止めていた、砦のようなものまで、簡単に奪われてしまいそうで……。

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