結婚当日に夫が愛人を紹介してきたから、ヤケで愛人募集したら王弟殿下が志願してきた件。
リンダが二学年に進級したときには、Dクラスに配属された。意図的にDクラスを選んだわけではなく、実力でそうなってしまったのだから、仕方ない。とりあえず自分でできることを頑張って、無事に卒業できればいいやと、そう思っていた。
「あれ、君は?」
昼休みに、教師から頼まれて教材の副読本を移動教室先へと運んでいたとき、シオドアが声をかけてきた。
「あ、ポーレット公爵家の……」
リンダがあたふたしつつ挨拶をしようとするが、両手がふさがっているうえに視界の見通しも悪く、どうしたいいのかとまごまごしてしまう。
「ああ、シオドア・ポーレット。確かにポーレット公爵家の者だが、学園の教えは平等だからね。家の肩書きは気にせず、名前で呼んで」
リンダの両手が軽くなったと思ったら、シオドアが教材の半分を持ってくれたのだ。
「第一理科室?」
「あ、はい」
「あの先生、すぐに生徒を使うよね。こうやって教材運びに」
「あれ、君は?」
昼休みに、教師から頼まれて教材の副読本を移動教室先へと運んでいたとき、シオドアが声をかけてきた。
「あ、ポーレット公爵家の……」
リンダがあたふたしつつ挨拶をしようとするが、両手がふさがっているうえに視界の見通しも悪く、どうしたいいのかとまごまごしてしまう。
「ああ、シオドア・ポーレット。確かにポーレット公爵家の者だが、学園の教えは平等だからね。家の肩書きは気にせず、名前で呼んで」
リンダの両手が軽くなったと思ったら、シオドアが教材の半分を持ってくれたのだ。
「第一理科室?」
「あ、はい」
「あの先生、すぐに生徒を使うよね。こうやって教材運びに」