結婚当日に夫が愛人を紹介してきたから、ヤケで愛人募集したら王弟殿下が志願してきた件。
となれば、新生徒会で初めての大きなイベントが卒業パーティーとなるわけで、失敗はできないと気合いが入っていて、今もその卒業パーティーについての予算を計算していたところだった。
「どうしたの? 突然……」
「いや、君のほうが成績はいいし……。他の生徒も何かあればすぐに君を頼るだろう? となれば、やはり会長にふさわしいのはイレーヌだったのでは? と」
しゅんと肩を丸めるアーヴィンは、そのまま頭を抱えくしゃりと髪を掴んだ。指の隙間からは、銀青の髪がはみ出た。
彼は、自信を失っている。やらなければならない案件が山積みになっていて、余裕がなければ誰だって弱気になってしまう。
「何を言ってるのよ。あなたには私にないカリスマ性があるのよ」
他国の言葉を使って励ますと、アーヴィンもその意味を理解したらしい。
「君は、人をおだてるのがうまい」
「えぇ、そうね。おだってもらわないと、この仕事が終わらないもの」
隣に座るアーヴィンの前に卒業パーティーの計画書をトンと置けば、彼も顔をしかめる。
「急に、現実を突きつけられた気分だ」
「どうしたの? 突然……」
「いや、君のほうが成績はいいし……。他の生徒も何かあればすぐに君を頼るだろう? となれば、やはり会長にふさわしいのはイレーヌだったのでは? と」
しゅんと肩を丸めるアーヴィンは、そのまま頭を抱えくしゃりと髪を掴んだ。指の隙間からは、銀青の髪がはみ出た。
彼は、自信を失っている。やらなければならない案件が山積みになっていて、余裕がなければ誰だって弱気になってしまう。
「何を言ってるのよ。あなたには私にないカリスマ性があるのよ」
他国の言葉を使って励ますと、アーヴィンもその意味を理解したらしい。
「君は、人をおだてるのがうまい」
「えぇ、そうね。おだってもらわないと、この仕事が終わらないもの」
隣に座るアーヴィンの前に卒業パーティーの計画書をトンと置けば、彼も顔をしかめる。
「急に、現実を突きつけられた気分だ」