泡のような世界で君と恋をする
-共鳴-
・王家の力を持つものが"守ると定めた存在"
互いの存在を感知し合う現象。
・誰とでも出来る訳ではなく成立条件がある
・効果は4段階
存在感知、位置特定、相互干渉、共鳴固定
・便利なものでもなく、制限、代償もある


「王家の力は、守ると定めた存在と結びつく」
「澪は、それに応えた」

私の胸に、そっと手を当てる。

「だから、居場所が分かった」
「だから、迷わず辿り着けた」

私は、小さく笑う。

「……呼んだら……分かったんだ……」

「ああ」

ルシアは、はっきりと言った。

「私は、必ず分かる」

遠くで、禁域の結界が静かに閉じていく。

私はもう、攫われる存在ではない。
そしてルシアも――
彼女を守らない未来を、選ばなかった。

物語はここで一つの決着を迎え、
同時に、新たな段階へと踏み出した。
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