泡のような世界で君と恋をする
「使われるか」
「拒むか」
「協力するか」

「人間として」

その一言が、重かった。

ルシアは、答えなかった。

王として答えれば、
私の自由を縛る。

個として答えれば、
国を危険に晒す。

その沈黙を破ったのは――

「選ばせろよ」

セリオだった。

いつの間にか、後方に立っている。
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