君に捧げるアイラブユー
そして今、その代償をきっちり払っている。
ベッドの上で小さくため息をつく。
だるい。休みたい。できることなら今日は一日このまま布団に埋まっていたい。でも熱はない。たぶん。
測ってないけど、感覚的にまだギリギリセーフな気がする。こういう微妙な体調不良が一番困る。休むほどじゃないけど、行きたくはない。
カーテンの隙間から差し込む光がやけに明るかった。のそのそ起き上がって窓を見る。
……晴れてる。めちゃくちゃ晴れてる!
昨日の大雨、なんだったの?ってくらいの快晴。青空。太陽。眩しい!昨日の空と別世界すぎる。
学校へ行く準備を終えて、玄関でローファーを履きながら、私は重たい気持ちをなんとか持ち上げていた。
「すぐり、大丈夫?やっぱり病院行く?」
リビングからお母さんが心配そうに顔を出す。私は振り返って、できるだけ元気そうに笑った。
「お母さん、大丈夫だよ。もし熱出たら連絡するね」
なんていい子なんだろう、私!
無理しないんだよ?というお母さんに、はーいと返して、私は玄関の扉を開けた。