君に捧げるアイラブユー
「まぁ、部外者の私から見ても、東もすぐりに気あると思うけどね」
「ねー!?やっぱり、そう思う!?嫉妬したとか、好きじゃないと言わないよね!?」
勢いのまま三木の肩に手を置いて食い気味に返してしまう。案の定、三木には「うるさい」と即座に切り捨てられた。
「でも、さっき見た通りすぐりだけじゃないかもしれないし。なんせ、天然たらしだから!」
「……う、」
そうだ。そこが問題なんだ!
両想いなのでは?って思う自分と、いや違う、ただの優しさだよ!って冷静になる自分が、頭の中で何度も入れ替わる。
期待と不安が同じ強さでぶつかってきて、どっちに転んでも落ち着かない。
結局私は、その狭間で揺れ続けることしかできない。
「なんか、東と近づけるイベントとかないのかな…」
「握手会とか、ファンミ的な?」