【完結】Blackberry
22 お天道様の下
side一ノ瀬燐牙
「もうっ、何人居るんですかっ!?」
とかなんとか言いつつ、梨紗の機嫌は戻りつつあった。
俺がきちんと女関係を精算しているのが分かったからだろう。
「これで最後だよ。
なぁ、梨紗?」
「なに?」
「デートして帰らないか?
ほら、分裂抗争も終わったし、これでお天道様の下を堂々と歩けるってもんだしさ。」
「うん!」
梨紗は俺におずおずと腕を絡めてきた。
可愛い奴め。
今夜は期待できそうだな。
期待に胸を膨らませながら、俺たちは映画を見に行った。
「あ"ぁ"?
この俺をどこの誰だと思ってやがる!?
こんなぎゅうぎゅう詰めの席で見られるかっつーの!
お前の指を詰めてやろーか?あぁ?」
俺は映画館の館員に向かってそうドスを効かせていた。
「ちょっ!
燐牙さん…!
恥ずかしい事やめて下さい!」
梨紗が青い顔して俺を止めた。
「どこが恥ずかしいんだよ!
ここで引き下がったらなぁ!
鬼千会の名折れなんだよ!」
鬼千会と聞いて館員の顔が青ざめていくのが分かった。
ふん!
やっと分かったか!
「と、と、特別席をご用意致しました…!」
そう言ってVIPルームに案内された。
広々としたソファが置いてあるちょっとした個室だ。
そこから、スクリーンの映画を見るらしい。
「もうっ!
なんだか、これじゃ、屋敷で見てるみたいだわ!
あのぎゅうぎゅう詰めがいいのに!」
梨紗は俺に文句を言う。
「良いじゃねーか。
ここで。
おいっ!
シャンパンくらい持ってこれねーのか!」
俺は非常時ボタンを押して館員を呼びつける。
すぐに、冷えたシャンパンとポップコーンが届いた。
梨紗はもう、何も言わなかった。
俺たちはそして、サスペンス映画を見た。
俺は気付けば、梨紗の肩にしなだれかかり、爆睡していた。
暗くなると眠くなるのだ。
「燐牙さん!
起きて!
燐牙さん!」
「ん、あぁ、おぅ。
…面白かったな。」
「見てなかったじゃ無いですか!」
ほおを膨らませてそう言う梨紗が、とても可愛い。
「よし、ランチに行こう。」
俺はめげもせずに言った。
「今度はヤクザがどうの!って叫ばないでくださいね?」
梨紗に釘を刺される。
が…
「おい!
俺様はピーマンが嫌いだと1年前に来た時言ってただろ!
なぜ、俺の皿にピーマンが入ってるんだ!?
おぉ!?」
俺は腕を捲って刺青を見せた。
「も、も、申し訳ありません!」
梨紗は既に呆れている。
「燐牙さん、ピーマンくらい食べないとダメよ…」
「嫌だね、俺はピーマンとゴキとネズミが嫌いなんだよ!」
「もー、分かったからGの話はやめて!」
梨紗はジェノベーゼのパスタを綺麗に食べた。
「もうっ、何人居るんですかっ!?」
とかなんとか言いつつ、梨紗の機嫌は戻りつつあった。
俺がきちんと女関係を精算しているのが分かったからだろう。
「これで最後だよ。
なぁ、梨紗?」
「なに?」
「デートして帰らないか?
ほら、分裂抗争も終わったし、これでお天道様の下を堂々と歩けるってもんだしさ。」
「うん!」
梨紗は俺におずおずと腕を絡めてきた。
可愛い奴め。
今夜は期待できそうだな。
期待に胸を膨らませながら、俺たちは映画を見に行った。
「あ"ぁ"?
この俺をどこの誰だと思ってやがる!?
こんなぎゅうぎゅう詰めの席で見られるかっつーの!
お前の指を詰めてやろーか?あぁ?」
俺は映画館の館員に向かってそうドスを効かせていた。
「ちょっ!
燐牙さん…!
恥ずかしい事やめて下さい!」
梨紗が青い顔して俺を止めた。
「どこが恥ずかしいんだよ!
ここで引き下がったらなぁ!
鬼千会の名折れなんだよ!」
鬼千会と聞いて館員の顔が青ざめていくのが分かった。
ふん!
やっと分かったか!
「と、と、特別席をご用意致しました…!」
そう言ってVIPルームに案内された。
広々としたソファが置いてあるちょっとした個室だ。
そこから、スクリーンの映画を見るらしい。
「もうっ!
なんだか、これじゃ、屋敷で見てるみたいだわ!
あのぎゅうぎゅう詰めがいいのに!」
梨紗は俺に文句を言う。
「良いじゃねーか。
ここで。
おいっ!
シャンパンくらい持ってこれねーのか!」
俺は非常時ボタンを押して館員を呼びつける。
すぐに、冷えたシャンパンとポップコーンが届いた。
梨紗はもう、何も言わなかった。
俺たちはそして、サスペンス映画を見た。
俺は気付けば、梨紗の肩にしなだれかかり、爆睡していた。
暗くなると眠くなるのだ。
「燐牙さん!
起きて!
燐牙さん!」
「ん、あぁ、おぅ。
…面白かったな。」
「見てなかったじゃ無いですか!」
ほおを膨らませてそう言う梨紗が、とても可愛い。
「よし、ランチに行こう。」
俺はめげもせずに言った。
「今度はヤクザがどうの!って叫ばないでくださいね?」
梨紗に釘を刺される。
が…
「おい!
俺様はピーマンが嫌いだと1年前に来た時言ってただろ!
なぜ、俺の皿にピーマンが入ってるんだ!?
おぉ!?」
俺は腕を捲って刺青を見せた。
「も、も、申し訳ありません!」
梨紗は既に呆れている。
「燐牙さん、ピーマンくらい食べないとダメよ…」
「嫌だね、俺はピーマンとゴキとネズミが嫌いなんだよ!」
「もー、分かったからGの話はやめて!」
梨紗はジェノベーゼのパスタを綺麗に食べた。