お嬢様の従者は…
母の言葉には母なりの考えがある。一方、父は私に優しい(甘い)がそれも父なりの考えがあってのこと。私もそれを理解している。
また両親共にバリバリ働いている。父は名の知れた大企業の経営者として、母はそれを支える重役として。幼い頃から会えない日も多いができる限り朝食だけは一緒にというのが我が家の決まりだ。私も将来父の会社を継ぐ事を考えていないわけではない。中には男が会社を継ぐべきだという意見も出ているようだが両親はあくまでも私の意見を尊重すると言ってくれている。私が他にやりたい事ができたらそっちを優先させるよう教えられてきた。
その時、メイドが母の耳に何かを囁いた。
「ごめんなさい。私そろそろ行くわ」
「行ってらっしゃいませ」
するとすぐに伊織も
「お嬢様、そろそろ」
と言ってきた。
「分かった。お父様、すみません。私もそろそろ」
「ああ。凛も学校か。気をつけて」
「ありがとうございます」
それから私はメイドに髪を整えてもらい送迎の車に乗った。ちなみに伊織も一緒だ。私達は同じ学校に通っている。お金持ちが集う幼稚部から大学院まである一貫校。その名も私立薔薇園学院。私はそこの高等部で生徒会長を務めている。そして伊織が副会長だ。
また両親共にバリバリ働いている。父は名の知れた大企業の経営者として、母はそれを支える重役として。幼い頃から会えない日も多いができる限り朝食だけは一緒にというのが我が家の決まりだ。私も将来父の会社を継ぐ事を考えていないわけではない。中には男が会社を継ぐべきだという意見も出ているようだが両親はあくまでも私の意見を尊重すると言ってくれている。私が他にやりたい事ができたらそっちを優先させるよう教えられてきた。
その時、メイドが母の耳に何かを囁いた。
「ごめんなさい。私そろそろ行くわ」
「行ってらっしゃいませ」
するとすぐに伊織も
「お嬢様、そろそろ」
と言ってきた。
「分かった。お父様、すみません。私もそろそろ」
「ああ。凛も学校か。気をつけて」
「ありがとうございます」
それから私はメイドに髪を整えてもらい送迎の車に乗った。ちなみに伊織も一緒だ。私達は同じ学校に通っている。お金持ちが集う幼稚部から大学院まである一貫校。その名も私立薔薇園学院。私はそこの高等部で生徒会長を務めている。そして伊織が副会長だ。

