最愛の灯を吹き消す頃に。
「大丈夫だった?」
放課後。
約束通りちーくんと一緒に下校した。
一緒に帰るところを見られたら女子達に何を言われるか分からないし、校門を出るまでは別々のほうがいいのかなって思ったのに、
ちーくんはなんにも気にしない様子で「帰ろう!」って言ってきた。
案の定、女子達からの視線は痛かったし、さゆみからは「後でちゃんと説明してよね!?」って耳打ちされた。
さゆみにちーくんとのことを説明するにしてもどこまで話していいのだろう。
元宮家の事情は他人がベラベラと喋っていいことではない。
それに私達が共感している理由も、私自身のことを話す自信がまだないのに、何から説明すればいいのか分からない。
「大丈夫って?」
「五時間目の後。佐々木さんのことでなんか言われてたでしょ」
「あー…うん。佐々木さんの体調不良見抜いたこと。そういう力でもあるのかって」
「ありゃりゃ。大丈夫だったの」
「さゆみが笑い飛ばしてくれたから。自分はずっと一緒に居るけどそんな経験無いって」
「そっか」
放課後。
約束通りちーくんと一緒に下校した。
一緒に帰るところを見られたら女子達に何を言われるか分からないし、校門を出るまでは別々のほうがいいのかなって思ったのに、
ちーくんはなんにも気にしない様子で「帰ろう!」って言ってきた。
案の定、女子達からの視線は痛かったし、さゆみからは「後でちゃんと説明してよね!?」って耳打ちされた。
さゆみにちーくんとのことを説明するにしてもどこまで話していいのだろう。
元宮家の事情は他人がベラベラと喋っていいことではない。
それに私達が共感している理由も、私自身のことを話す自信がまだないのに、何から説明すればいいのか分からない。
「大丈夫って?」
「五時間目の後。佐々木さんのことでなんか言われてたでしょ」
「あー…うん。佐々木さんの体調不良見抜いたこと。そういう力でもあるのかって」
「ありゃりゃ。大丈夫だったの」
「さゆみが笑い飛ばしてくれたから。自分はずっと一緒に居るけどそんな経験無いって」
「そっか」