最愛の灯を吹き消す頃に。
ちーくんが靴を脱いで上がったところでそのまま階段へ促す。
リビングだとお兄ちゃんが帰ってきたら気まずいから。
そう思っていたのに運悪く、階段を上り切ったところで、自分の部屋から出てきたお兄ちゃんと鉢合わせてしまった。
「び…っくりした…居たの」
「人を不法侵入みたいに言うなよ」
私が帰ってきた時、玄関にお兄ちゃんの靴は無かった。
几帳面な人だから帰宅するたびにきちんと下駄箱に仕舞う人だった、と今更思い出す。
「お邪魔してます。ニーナさんのクラスメイトの元宮です」
「…へぇ。君、かっこいいね。こいつなんか相手にしなくても良さそうなのに」
「変な言い方しないで」
「お前も男連れ込むようになったんだな」
「だからっ…!」
お兄ちゃんの手前、言い返すこともできないしちーくんも困っている。
もう本当に嫌だ…。
「元宮くん、だっけ?」
「はい」
「気をつけてね」
「はい?」
「こいつ、死神だから」
リビングだとお兄ちゃんが帰ってきたら気まずいから。
そう思っていたのに運悪く、階段を上り切ったところで、自分の部屋から出てきたお兄ちゃんと鉢合わせてしまった。
「び…っくりした…居たの」
「人を不法侵入みたいに言うなよ」
私が帰ってきた時、玄関にお兄ちゃんの靴は無かった。
几帳面な人だから帰宅するたびにきちんと下駄箱に仕舞う人だった、と今更思い出す。
「お邪魔してます。ニーナさんのクラスメイトの元宮です」
「…へぇ。君、かっこいいね。こいつなんか相手にしなくても良さそうなのに」
「変な言い方しないで」
「お前も男連れ込むようになったんだな」
「だからっ…!」
お兄ちゃんの手前、言い返すこともできないしちーくんも困っている。
もう本当に嫌だ…。
「元宮くん、だっけ?」
「はい」
「気をつけてね」
「はい?」
「こいつ、死神だから」