最愛の灯を吹き消す頃に。
四
今日はちーくんに良い報告ができるからと、登校する私の気持ちは浮き足立っていた。
そんな私の感情と反比例するみたいに、ガラッと教室のドアを開けたら教室中がシン、と静まり返った。
「え、なんかタイミング悪かった?おはよう…」
「新凪!」
「さゆみ。みんなどうしたの」
「ちょうど新凪ちゃんの話してたんだよ」
「佐々木さん。私の話って?」
「朝、いつも通り九条先生のところに行ったの。昨日まだ先生達が残ってた時にある家族から電話があったんだって」
″ある家族″と聞いて、すぐに昨日のおばあちゃんのことが思い浮かんだ。
「うん」
「お母様が交通事故に遭いそうになったところを新凪ちゃんが助けてくれたんだって。立派な生徒さんですねって褒めてくださったんだって。ホームルームでみんなにもぜひお話したいって、九条先生が」
「そうなんだ」
そんな私の感情と反比例するみたいに、ガラッと教室のドアを開けたら教室中がシン、と静まり返った。
「え、なんかタイミング悪かった?おはよう…」
「新凪!」
「さゆみ。みんなどうしたの」
「ちょうど新凪ちゃんの話してたんだよ」
「佐々木さん。私の話って?」
「朝、いつも通り九条先生のところに行ったの。昨日まだ先生達が残ってた時にある家族から電話があったんだって」
″ある家族″と聞いて、すぐに昨日のおばあちゃんのことが思い浮かんだ。
「うん」
「お母様が交通事故に遭いそうになったところを新凪ちゃんが助けてくれたんだって。立派な生徒さんですねって褒めてくださったんだって。ホームルームでみんなにもぜひお話したいって、九条先生が」
「そうなんだ」