おひさまからのラブレター

「ああっ一瞬だけでもいい。その方に会ってみたい。会って、私たちは同じ存在としてこの世に生まれ、お互い孤独ではないのだと、響き合いたい」

 おひさまは、自分が沈むその瞬間に、心が高鳴りました。

 フクロウにいわれたとおり、沈んでいく空の端っこから、そおっと、後ろをふりかえってみました。

 するとそこには、純潔で混じり気のない、真珠のような姿が浮かんでいたのです。

 輝く銀色の光に、いっぺんで心を奪われてしまいます。

 あまりの美しさに、沈むことさえ忘れてしまいました。

「ああ、彼女は、なんて美しいんだ。僕の光は、触れるものを焼き尽くすように激しいのに。彼女はただ、祈るように、いたわるように、世界を優しく見守っているではないか」

 おひさまは、自分のぎらぎらとした金色の姿が、急にひどく野蛮ものに思えました。

 恥ずかしさのあまり、そっと身を縮ませます。
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