おひさまからのラブレター
翌日から、動物たちは空のお日さまへ提案を始めました。
「おひさま、今日から少しずつ帰る道をずらしてみては、いかがでしょうか。そうすればいつか、この森から離れたところで、おつき様と巡り会えるはずです」
お日さまは心配そうに眉を下げました。
「けれど、それでは日照(ひざし)が変わって、あなたたちが困るのでは?」
「いいのですよ。夏が暑くなればその力を成長に変え、冬が寒くなれば蓄えた木の実を寄せ合って耐え忍びますから」
おひさま はパッと笑顔になり、その日から空を歩く速さや道筋を変えることにしました。
こうして世界に「四季」という残酷な移ろいが生まれたのです。
「おひさま、今日から少しずつ帰る道をずらしてみては、いかがでしょうか。そうすればいつか、この森から離れたところで、おつき様と巡り会えるはずです」
お日さまは心配そうに眉を下げました。
「けれど、それでは日照(ひざし)が変わって、あなたたちが困るのでは?」
「いいのですよ。夏が暑くなればその力を成長に変え、冬が寒くなれば蓄えた木の実を寄せ合って耐え忍びますから」
おひさま はパッと笑顔になり、その日から空を歩く速さや道筋を変えることにしました。
こうして世界に「四季」という残酷な移ろいが生まれたのです。