エリート救命医と身代わり花嫁の再会愛。
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私がお風呂に入ってリビングに戻ると航大くんはスマートフォンを手に取って操作していた。
凛太郎くんへのメッセージを打ち始めていて、録音データを添付して、内容を簡潔に伝えているようだった。私はその隣でお茶を淹れながら、彼の横顔をそっと見ていた。
真剣な顔だった。でも、怒っているわけじゃない。ただ静かに、やるべきことをやっている顔。
お茶を二つ用意して、一つを彼の隣に置いた。
航大くんが顔を上げて、「ありがとう」と短く言った。その短い言葉が、なんでもないのに嬉しかった。
しばらくして、航大くんがスマートフォンを置いた。