エリート救命医と身代わり花嫁の再会愛。
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待っている間は何度も時計を見た。何度も窓の外を見てみたりして、ただソファに座ったままボーッとしていた。ただ、時間が過ぎていくのを待っている。現在、午後三時。いつもなら夕飯の支度をしている頃なのに買い物にも行っていないし、ご飯すら炊いていない。
なのにインターフォンが鳴る音がした瞬間、私は立ち上がっていた。廊下に出て玄関の鍵を開ける。
少し疲れた顔をしていたけれど、目が穏やかだった。張り詰めていたものが、全部解けたような顔で彼がいた。
「……ただいま、はるちゃん」
「おかえり」
気づいたら、そのまま彼の胸に飛び込んでしまった。航大くんは驚いて「おぉっ……ッと」と声を出していたが、強く抱きしめてくれた。
「……終わった、の?」
「うん、ひとまずは終わったよ」
「……本当に?」
「うん、本当に」