エリート救命医と身代わり花嫁の再会愛。




  ***


 ある日曜日の朝。
 今日はお互いに休日で、ゆっくりと起きた。食パンにチーズを乗せて焼いてからその上にカリカリに焼いたベーコンと目玉焼きを乗せたものをお皿に乗せた。

「はるちゃん、今日海行かない?」

 コーヒーを淹れていると、航大くんがまるで『ちょっとコンビニ行かない?』みたいなノリで言ってきた。
 突然そんなことを言うから、一瞬何のことかわからなかった。

「う、海?」

「うん。だって前に約束してただろ。全部終わったら、海行って砂浜を歩くって」


 そういえばそんなことを言ったような……気がする。だけど色々とあって忘れてた。


「覚えてたの?」

「忘れるわけないだろう?」


 さらっと言うから、また頬が熱くなった。この人は本当に、こういうことを自然に言う。どうしてそんなにさらっと言えるんだろう。こっちはほとんど忘れていたのに。




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