従姉の代わりに結婚したら、救急医(元カレ)の執愛に捕まりました。


 私はきっと得意分野だろうと思い航大くんに頼むと真剣な表情になり、削ぎ始めた。その様子を見ながら私は納豆を開けて調味料を入れると混ぜ混ぜする。混ぜることは簡単なので数秒で終わり、削いでいる彼を見た。すると、とても綺麗に削がれているトーストがいらっしゃった。


「できたよ、はるちゃん」

「ありがとうございます。ではこれに納豆を乗せてから納豆を包むようにとろけちゃうチーズを乗せて」


 二つともできたものをトースターに並べて入れてから一分半にセットする。


「それで、これは目玉焼きでしょうか?」


 卵炒めにとても見えるけど、白身と黄身が分かれているからきっと目玉焼きだったんだろう。これも一部焦げている。
 これはアレンジするのは難しい。これは私が二つとも食べて新しく目玉焼きを作ろうかな。


「そのつもりで……目玉焼きなら、割って焼くだけだから簡単かなって思ったんだ」

「確かに。目玉焼きはコツがあるんです。私が一度作るので見ていてください」


 私は卵を取り出すと、ボウルに落とす前に卵白と黄身に分ける。分けれたら、フライパンにバターを入れて溶かし、そっと白身を入れた。少し白くなってきたら黄身を真ん中に落とした。そして弱火寄りの中火にして白身だけに塩をパラパラとかけて三分ほど待てば目玉焼きは完成する。

 それを航大くんの納豆トーストの隣に移して朝食は完成した。


「ありがとう、はるちゃん。逆に迷惑かけちゃってごめん」

「ううん。作ってくれたってだけで嬉しいです。呼び出しで疲れているはずなのにありがとうございます」


 ランチョンマットに今作ったものとフォーク、昨日の紅茶で作ったのかミルクティーが並べられていた。
 だけど、コンロと流しらへんを見ると牛乳が吹きこぼれたのか少し汚れていた。遅く起きた私がいけないのだから仕方ない。


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