従姉の代わりに結婚したら、救急医(元カレ)の執愛に捕まりました。
「はるちゃん、本当に可愛い。この淡い色が映えて、まるで花のように可憐だ。 俺は君を、こんな風に綺麗に飾って、世界中に自慢したい。 でも……本当は、誰にも見せたくない。 この姿は、俺だけのものにしたい」
彼の言葉に、胸の奥が甘く疼いた。 私は鏡の中の自分を見つめながら、罪悪感と甘い陶酔が混じり合う複雑な感情に包まれていく。
航大くんは私の背後から腕を回し、首筋に顔を埋めて優しくキスを落とした。 唇が肌に触れるたび、熱い波が全身を駆け巡る。
「はるちゃんはもう、俺のものだ。 この服も、この髪も、この体も、心も……全部俺のもの。 俺が君を、俺の理想の色に染め上げる。 もう二度と、誰にも奪わせたくない」
彼の指が私の腰を優しく撫で、鏡の中で私たち二人の姿が重なる。 その瞬間、私は自分が彼の色に染まっていくのを、甘く、危うく、感じていた。
試着を終えて店員さんが選んでくれた服を満足したように航大くんはすべて購入してしまった。金額は怖くて見れなかったが、相当なお値段になることは間違いない。
航大くんは私の手を引いてお店を後にした。彼は私の指を絡め、時折立ち止まっては私の唇に短いキスを落とす。
「これからも、俺が君を一番綺麗に飾ってあげる。 君が笑う顔を、俺だけが見ていたい」
私は彼の横顔を見つめ、心の中で小さくため息をついた。 でも、彼の温もりと情熱的な視線に、私は少しずつだけど抵抗できなくなっていくのを感じていた。
夫婦になって、まだ二日目だというのに—— 私の心は、もう彼の色に染まり始めていた。