雨音が響く星空の下で
あのセリフを読めば読むほど、親友を亡くした先生の焦燥感や罪悪感が伝わってくる。


先生の過去が私の“あの日”と重なり、凄く苦しくなる。


あれから変わってしまった自分に対しても、周囲に対しても、なぜか罪を犯してしまったかのような罪悪感に苛まれている私。


私の時間はあの日あの瞬間から止まって動かない。


もしかしたら私も先生と同じように信じられるたった1人を探しているのかもしれない。



「今日の日直ー!職員会議がすぐにあるから、日誌を机の上に置いておいてくれ。」


慌ただしい一日がようやく終わる。
視線を窓から教室へ戻すと感じる幾つもの視線。


この、好奇に満ちた視線が私は苦手。
すぐに窓へ視線を戻すと隣の席に座るそらちゃんが声をかけてきた。


「時雨、今日日直らしいよ?」


その言葉と共に今度は黒板へ目をやると私の名前が。


なんで?私、守咲だよ?大体こういうのは「あ」から順に担当するんじゃないの?

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