鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜
「アキ!?大丈夫!?」


「あっ……凛。   えっと、怪我しちゃった!」



また大きい波がやってきた。

足に、水が当たって……



「キャ!」


反射的に頭を抱えた。



「大丈夫じゃない!アキ。もっと頼って。」


あ……私、凛に頼って欲しいとか言って、私が頼って無かった……。



私が頼りたい。そうしたら、凛も頼ってくれるかも……。

でも……怖い。


川に溺れた時の怖さがこんなにも残ってるなんて……。



川に入ろうとして、いつもより水位が高かったから、溺れたんだっけ。


でも、すぐに助けてくれたな。





それは…………だれ?



思い出せない。なんで……っ!


もしかして……ハルだったり…………?




あ、あれ?お、思い出せるのかも……。
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