鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜
「愛さん!これをママに渡してもいいですか?」
このケーキだったらきっとママも喜ぶ!家も近くだし崩れる可能性は少ない!
「もちろん!むしろそのつもりだったわ!」
そう返事をしてくれて余計嬉しくなってしまった。
じゃあ袋どうしましょうか?という声が聞こえてくる。
たしかに袋どうしよう。まあ向かいの家だから、何かにおいて向こうまで持って行ってもらおうかなそうしたら、いい感じかな?
「トレーに置いてもらえれば私が一旦家に帰って冷蔵庫に入れておきます。もちろんトレーは返します!」
「いいね!じゃあそうさせてもらおおかな?」
そう言ってトレーを出してケーキを並べてくれる愛さん。
その光景を見ていたら、ハルが声をかけてきた。
「ちょっと俺の部屋で話そう」
って。