鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜
まだハルは学校になれていないんじゃないかな……。
それでも、行くなんてすごいな……。
私は、この選択で迷っている。
大切な人を守るか。
大切な人を復活させるか。起こすか。
どっちとも不確かだけど。
放っておけない。
これこそ究極の選択……。
どうしたら……どうしたら、ふたつとも守ることができる?
ふたつともどうしたら……。
そう考えていたら、またあの広場に着いた。
広くて、気が生い茂っていて、相変わらず神秘的。
ここに大きい鏡が出てくるはず…………。
前がそうだったから。でも、今回だけは違うのかもしれない。
前は、ハルを助けるためのものだった。
今回は色んな人を助けるため。
大切な人を。
そう考えていると、私の足から急に物体がにょっと出てきた。
思わず足を後ろに動かした。
そこの続きには……。
どんどん綺麗な鏡が作られて行った。
今回だけは時間に余裕がある。
だから鏡をゆっくり見てみることにした。