鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜
そして2日後──
私は悲しい気持ちをこらえながらも、学校に行っていた。
そして噂を聞いた。
すみかが目を覚ましたらしいぞ!
っていう。
え?なんで知ってるの?って思ったけど、でもその言葉は嬉しい。
純花ちゃんが……目を……。
戻れたんだとわかった。
現実世界に。
「ハルー、鏡の世界って知らない?」
今ではすっかり話すようになったハルに声をかける。
「知らないなー。それも記憶失う前のこと?」
「まぁそうかな?」
知らないよね。
「じゃあすみかって知ってる?」
「うーん。あ!歌姫のすみか?」
「あ、そう!その人!」
「なんか目を覚ましたらしいね。」
やっぱり人気だったんだ……。
知らなかった私がバカだった……。
「あの子私の知り合いなの。」
「え!?すご……。」
「でしょー、普通に目覚ましてくれて嬉しい。」
「だねまた活動できるようになってほしいな……。」
「だねー。」
この時の私は知らなかった。純花ちゃんと雪夜くんの付き合ってることがバレるとは。