鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜

ハルの記憶



また何日か後の休日──

私は家でダラダラしていた。

スマホでMeTubeを開いてスターライズの動画を漁る。

たまたま更新されていたから見る。

やっぱり最高だ。tukiの声が最高すぎる。


感情の込め方が普通じゃない。

そこにsuiの声が重なるともうこの世のものなのかと不思議になるほど綺麗になる。


相手を信頼できているからこそできる絡み……。

きっとそんな感じなんだろうな。

イラストも可愛くてかっこよくて。他の男子メンバーのかっこよさがにじみ出ている。

本当に最高、何度も聞き返す。

でもそのスマホにピコッと言って上の方にりんというアイコンが現れた。

私はそのアイコンを急いでタップして内容を見た。


『今日遊べない?』

え?やった。凛遊べるか分からないんだよねって言ってたから、遊べたら遊べたいなって思ってたんだよね。

『もちろんだよ。どこいく?』

『うーん、じゃあアキのうち行っても良い?』

凛はタイプが早いからすぐに返信が来る。

『ちょっとそんな感じじゃないかも……ごめん、駅前のどっか行かない?』

『そうするかぁ』

『じゃあ20分後待ち合わせでいい?』


『オッケーいつものとこね』

『はーい、また』

『またー』

< 211 / 241 >

この作品をシェア

pagetop