鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜
「え。ハル……」
「わ、小学校のメンツじゃん」
そうだ、小学校この4人で遊んでたんだった。
なんではるとのこと忘れてたんだろ。
「さ、ゲーセンいきますか。」
「いいねー、はるとの意見に賛成!」
「最高、結構お金持ってきたんだよねー、俺も賛成。」
3人がゲーセンっていってるから、私もいいなって思って慌てて返事をする。
「あ、私も賛成だよ!」
「じゃあ決まりな。いこー!」
「「「うん!」」」
────────────────
「あーあ、落ちちゃった。」
今私は大苦戦中。
パンダちゃんのぬいぐるみを見つけて、絶対欲しいって思ってその台にお金をつぎ込んでいる。
「あ、アキ苦戦中?」
ハルが話しかけてくれた。
「うん、このパンダちゃん取れなくて……。」
「パンダちゃんっていうの変わってないんだ。」
え……?ハルは不思議だ。
記憶を失ってるはずなのに、記憶が残ってるみたいな反応をする。
「じゃあとろっか?」
ハルはニヤッって笑った。
でも私も自分で取りたい!
そう思ってハルに言った。
「師匠!教えてください!」