鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜
「これとー、これ。」
その手のなかには……
アイスの形をしたワイヤレスイヤホンが入っていた。
「え?すご……。」
普通に尊敬。
「1個の台は失敗しちゃったけど、これはゲットできた。」
ダイヤだけでもすごいのに。
私なんて700円つぎ込んでダイヤ1個のときあったからね!?
「あ、ハルあれやらない?」
私はにやってしながら聞いた。
そして指を差した。
あれはリズムゲーム。音に合わせて太鼓を叩くやつ。
私はリズム感が結構あるから得意なはず。
勝ちたい。
「いいよ?2人プレイでやろっか?」
その顔にはまた余裕っていうのが滲んでた。
絶対勝つんだから。