鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜


え、えぇ。

「こんな時に言って……ごめん。なんだか記憶のピース?みたいなのが少しずつ頭のなかにまた戻ってきてるような感覚があって……もしかしたら、思い出せるかもしれない。」


「──アキの事」


あまり呼吸をせずに、言い切ったハルはなんだか満足気な顔をしてる。

凛の事が好きだったんじゃ……ないの?


凛はかっこよくて、芯が通ってて……。

可愛くて。

そんな凛をハルは好きになったんじゃないの?

その思いが私に向いてくれてたっていうの……。


そして……またハルと幼なじみとして、会話できる日が──来てくれるの?


その記憶のピースをピタッとはめるためにはどうしたらいいのかな。

また、私のことを思い出してくれるためにはどうしたらいいかな?



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