鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜
「ハル、鏡の世界の事について、話しても……いい?」
「あ、言ってたやつ?いいよ。」
ハルは何が起こるのか予想してない。
これは私の責任だ。
ハルには何も起こさせない。
でも……あの期間を少しだけ、知っててほしい。
「何か悪いことが起きるかも。だけど、それは私のせいにして。私がかわりに背負うから。」
「?うん?」
「この世界には、現実世界とは別に、生死のはざまの世界があるの。」
「その世界は特定の鏡からはいることができる。でも光を反射させるものならはいることができるらしい。私の推測の話だけど、たぶん鏡はほとんど100%光を跳ね返すから、安全なんだと思う。」