鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜
告白
そして──放課後がやってくる
何度も何度も、頭のなかで予行練習をする。
ああ、言われたら、こう返す。こう言われたらああ返す。
そして──その中で私の思いを……伝える
それは、それだけは。決定事項。
朝に考えたあの言葉を──話すんだ。
私は教室で、椅子に座ったままでいた。
そして、それはハルもそう。
全員がいなくなって、2分ぐらいだった時、どちらかとも言わずとも、声が重なった。
「「ねぇ」」
……重なった。嬉しいかも……。
あ、そんな事、どうでもよくって!
「告白の返事……していいかな?」
「うん。分かった」
何かを身構えるような仕草を取るハル。
何も身構えなくっていいのに。