鏡のはざま〜向こうの世界の君と〜
「おう、2人とも仲良くご登校ですか!」
「う、うん……!」
「俺ら付き合ったんだ!」
凛は少し顔を歪ませてから──にっこり笑った。
「おめでと!……ちょっと、両片思い期間長すぎるでしょー!」
「ご、ごめんね!」
「え?どうしたの?」
「てっきり、ハルは凛の事が好き、だと……」
「「え?なんで?」」
2人の声が──綺麗にピッタリと重なった。
「いや、なんか、ハル、凛の事が好き、そうだったから……」
「かわいいかよ」
「あのさ、アキがかわいい同盟作らない?」
「あー、それはるととも似たようなの作った」
「じゃあ加入させて」
「OK」
ちょっと……もう、2人だけで盛り上がらないでよ……!
あれ?デジャヴ?
確か……凛とはるととの動物園……。