サツキコ
そんなある日、サツキコはアオイと将来について真剣に語り合っていた。

アオイは、こう言った。

「私は、難関の国立の大学に入って、大学院にも行って、色々な文学の勉強をして、研究をしてみたいと思うの。」

と、サツキコに真面目に語った。

「サツキコちゃんは、何になりたいの?」

この問いに思わず、サツキコは黙ってしまう。

「まだ、決まってないよ」

「サツキコちゃん、絵を描いたりするの好きっぽいから、絵本作家になればいいのに」

「うーん。私の絵のレベルじゃなれないよ、きっと」

「わからないよ。人生何が起きるかわからないじゃない。このまま絵を描き続ければ、上手になれるよ、きっと」

「そうかなぁ?」

「そうだよ。諦めないでサツキコちゃん」

絵本作家ねぇと、帰り道、サツキコは心の中で家に着くまで呟いた。


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