契約婚だから溺愛は不要です〜余命一年で捨てられた私はホテル王に求婚される〜
 望月夫妻は今は夫婦水入らずで、色々なところに旅行している。
 私の父である望月健太は、私が航空会社に勤めていた時によく1人旅をしていた。

 会社の福利厚生で、家族は国内線に空席があれば無料で乗られたからだ。

 「1人で見ていた風景を今度は2人で見たい」と加奈さんをを口説いて、連れ出しているらしい。

 蓮さんは女好きで有名だったのが嘘のように、仕事に打ち込んでいる。
 森田食品の信用回復に全力を注いでいるようだ。

 私に余命宣告した谷村医師は、医師を辞めたらしいと風の噂で聞いた。
 私宛に手紙を寄越してきたが、読まずに捨てた。

 変態ストーカー医師の謝罪も行く末も心底どうでも良い。
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