あの夏、君の声が消えた
プロローグ
「おい!紫苑!目覚ませよ…。」
無機質な病室の中泣き声だけが響く。
「おねぇちゃん!おねぇちゃん!」
握っても、握っても冷たくなる一方。
「なぁ…ドームで歌うんだろ?歌で人を笑顔にしたい
んだろ?死んだら意味ねぇじゃねーか…」
枯れた声で絞り出す。
「お願いだ…起きてくれ!!」
無機質な病室の中泣き声だけが響く。
「おねぇちゃん!おねぇちゃん!」
握っても、握っても冷たくなる一方。
「なぁ…ドームで歌うんだろ?歌で人を笑顔にしたい
んだろ?死んだら意味ねぇじゃねーか…」
枯れた声で絞り出す。
「お願いだ…起きてくれ!!」