きみは硝子のゼラニウム




頭を撫でられながら、私はそっと目を閉じる。
この時間が、終わらなければいいのに、なんて思ってしまう。



まだちゃんと伝えられていない言葉がある。いつか、ちゃんと胸を張って言える日が来るだろうか。



尋くんの隣に立てる自分になって、同じ目線で笑える日が来たら。


そのときはきっと、もう迷わない。

そのときはきっと、ちゃんと言うんだ。


好きです、って。














” ひまわり ”

― 憧れ あなただけを見つめる





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