五年後の約束――ランドセルに揺れた、わたしたちの初恋
#10 もうひとつのエピローグ(描き加え)
サキちゃんは、ロボケンとクミクマで、遊んでいる。
クミは、コースターを手に取り、しばらく眺めていたけど、どこからかペンを持ってきた。
コースターの裏側に、線画を描き始める。
ケンのゲージュツ作品に何かを描き足す、クミの悪いクセが出たな。
それは……ん?
弓矢を持ち、背中に羽の生えた男の子?
クミは、独り言のようにつぶやく。
「ありがとう、キューピッドさん。
私たちのことを見守ってくれて。
私たちのことを物語ってくれて。
それから……多分、あの時。
クミクマとロボケンを光らせてくれたのも」
あれ、ボクのこと、気づいてたの?
(了)
1ページ40字×30行=1200字で入力できます。設定を変えないでください。なお、この文字は印刷されません。
2


