佐倉くん、好きじゃないのにその気にしないで
「ご、ごめんなさ……」
「許さない……っ」
「ええっ、ど、どうしたら許してくれるっ……」

か、かわいいけど、ど、どうすればっ……。
ワタワタと慌てる私を見てクスッと笑い、
「……俺とデートしてくれれば……許してあげるよ」
と、耳元で放った。

……っ〜‼︎
ゾワゾワする。
耳元に吐息がかかり、顔がさらに赤くなった。 

て、いうか……で、と……。
脳が追いついていないが、【デート】と言う言葉だけが読み取れた。

佐倉くんと、デートっ……!
「ふぁ……っ」

私はいろんな情報が一気に入り、脳がキャパオーバー。
倒れてしまうのであった。
< 19 / 37 >

この作品をシェア

pagetop