あの日の約束をもう一度
「…またここに戻ってくるときにはもう、俺の記憶は無いのかな」
「悲しくなるようなこと言わないでよ…」
琥珀がそんなこと言ったら、私まで悲しくなってきやうよ…。
……でも、私が暗い気持ちになっちゃだめだ…私こそ明るくいなきゃ…。
そう思いながら作業していると、あっという間に荷造りは終わった。
「あ、じゃあ私良助さんに報告してくるね」
「分かった」
私はそう言い、リビングにいる良助さんのところへ向かった。
良助さんは病院まで送ってくれるというので、荷造りが終わるまでリビングで待っていてくれているのだ。
「良助さん、お待たせしました」
「お、準備が整ったんだね…それじゃあ、出発しようか」
「はい」
そう言い私達は病院へと向かった。

