あの日の約束をもう一度
そう思いながら私は琥珀がいる席を見た。
琥珀の席は私からは少し遠いくらいの場所にある。
…琥珀は……うん、クラスメイト達と話しているようだし聞かれていないみたい。
……ふぅ、良かった。
私は聞かれていないことを確認でき、一息ついた。
「……いいなぁ。…ラブラブそうで」
美帆が不意にそう言った。
「え?…ラブラブそうに見える?……普通だと思うんだけど」
「…いやいや。私達非リアから見ると少しの絡みだけでラブラブそうに見えてくるの~」
美帆はうらやましそうに言った。
「だってさ、小学校から同じで中学に入って告白して両想いだったんでしょ。……よくできた少女漫画かよ!って話」
「そ、そうだね。…あはは」
た、確かに、言われてみればそうかもしれない…。