ただ君を愛したいだけ
毎日は難しいと伝えようとしていた私の考えなんてお見通しのようだ。
「でも、お仕事が……」
「幸い今週は出張もないし、遅い時間からの会議もない。推進部の皆の能力が高いことは、瑞葉も知っているだろう? 俺が残業しなくても、ちゃんと回る。心配するな」
「そう、ですけど……」
「教えなかったか?」
なにを?
「ひたむきに生きる人間には、誰もが手を貸したくなる。手を貸してもらえるということは、自分がそれだけ頑張ってきた証だ。堂々と借りればいい」
そういえば、彼は常々そんな話をしていた。
営業推進部は、まさにそういう人たちが集まった部署だった。
だから、困っていると皆が手を貸してくれたし、その代わり誰かが困っていれば助けたりもした。
「ミスをリカバーするのは大変な労力が必要になる。だったら最初から誰かの手を借りてミスを回避したほうがいい。今回も同じだ。陽菜ちゃんのために早く治したいと思うんだったら、手を借りるべきだ。無理して退院が長引けば、困るのは陽菜ちゃんだぞ」
「でも、お仕事が……」
「幸い今週は出張もないし、遅い時間からの会議もない。推進部の皆の能力が高いことは、瑞葉も知っているだろう? 俺が残業しなくても、ちゃんと回る。心配するな」
「そう、ですけど……」
「教えなかったか?」
なにを?
「ひたむきに生きる人間には、誰もが手を貸したくなる。手を貸してもらえるということは、自分がそれだけ頑張ってきた証だ。堂々と借りればいい」
そういえば、彼は常々そんな話をしていた。
営業推進部は、まさにそういう人たちが集まった部署だった。
だから、困っていると皆が手を貸してくれたし、その代わり誰かが困っていれば助けたりもした。
「ミスをリカバーするのは大変な労力が必要になる。だったら最初から誰かの手を借りてミスを回避したほうがいい。今回も同じだ。陽菜ちゃんのために早く治したいと思うんだったら、手を借りるべきだ。無理して退院が長引けば、困るのは陽菜ちゃんだぞ」