あやかし銀狼に恋をして〜じれ恋はやがて溺愛に包まれる
「うん・・・うん、ありがとう。あと、敬語はやめてよ。何か・・・嫌なんだ、そういうの」
「はい、じゃなかった、うん!分かりました!・・・あれっ・・・やっぱり今まで通りで・・・お願いします」
「分かったわ。でも、いつかは止めてよ」
「・・・は、はいっ!」
百花の照れて穏やかな笑顔を見て、瑠宇斗は心が温かくなった。瑠宇斗達は見返りなど求めず、神の使いとして、ただ人々の幸せを日々願っている。
百花にも、誰かを愛することを知って欲しい。自分のように・・・
「そろそろ私、戻らないと・・・」
「じゃあ、一緒に電車で喜見駅まで行きましょう」
「電車か・・・私、乗ったことなくて・・・」
「じゃあ、僕と一緒に乗りましょう!のんびりしていいですよ」
「うん、楽しみ」
「瑞穂ちゃん、瑠宇斗さん、また来ます」
「瑠宇斗、ありがとう。じゃあね、瑞穂」
2人は楽しそうに話ながら、店を出て行った。
「・・・あの、瑠宇斗さん。今、百花さんが私に笑顔で挨拶してくれました・・・よね?いつも『お付き』がつくのに・・・」
「あぁ、そうだな」
「うれしい!それに信ちゃんといい雰囲気でいたし、これでやっと・・・」
「ん?やっと?」
「いえ・・・何もありません」
瑞穂は『これでやっと、瑠宇斗さんにちょっかいを出さなくなる』と叫びたかったが、口を閉ざした。
「これで俺に絡んでこないだろうから、信司君には感謝だな」
私の心を読めるんですか?と言いそうになった瑞穂だが、さすがの瑠宇斗もそれは出来ない。出来たなら自分が好きな事も分かるはずだと思った。が・・・もし知らないふりをしていたら・・・
「あの・・・瑠宇斗さんの力って、読心術とかないですよね?」
「あったらまずいのか?」
「えっと・・・はい・・・」
「まさか・・・」
瑠宇斗が瑞穂の顔を覗き込む。バ、バレちゃった?
「俺の悪口ばかり考えてるんだろ?」
息を呑むほどの整った大好きな顔が目の前に現れ、色気ある流し目に見つめられると鼓動が踊り出す。
「あ、いや、あの・・・えっとー・・・」
「読心術か・・・その力もあれば良かったなぁ・・・」
そっと頭を撫でる大きな手は、優しくて温かくて幸せが体中を駆け巡った。
もう、この気持ちを抑えることは出来ない・・・
ずっとそばにいて欲しい。
「はい、じゃなかった、うん!分かりました!・・・あれっ・・・やっぱり今まで通りで・・・お願いします」
「分かったわ。でも、いつかは止めてよ」
「・・・は、はいっ!」
百花の照れて穏やかな笑顔を見て、瑠宇斗は心が温かくなった。瑠宇斗達は見返りなど求めず、神の使いとして、ただ人々の幸せを日々願っている。
百花にも、誰かを愛することを知って欲しい。自分のように・・・
「そろそろ私、戻らないと・・・」
「じゃあ、一緒に電車で喜見駅まで行きましょう」
「電車か・・・私、乗ったことなくて・・・」
「じゃあ、僕と一緒に乗りましょう!のんびりしていいですよ」
「うん、楽しみ」
「瑞穂ちゃん、瑠宇斗さん、また来ます」
「瑠宇斗、ありがとう。じゃあね、瑞穂」
2人は楽しそうに話ながら、店を出て行った。
「・・・あの、瑠宇斗さん。今、百花さんが私に笑顔で挨拶してくれました・・・よね?いつも『お付き』がつくのに・・・」
「あぁ、そうだな」
「うれしい!それに信ちゃんといい雰囲気でいたし、これでやっと・・・」
「ん?やっと?」
「いえ・・・何もありません」
瑞穂は『これでやっと、瑠宇斗さんにちょっかいを出さなくなる』と叫びたかったが、口を閉ざした。
「これで俺に絡んでこないだろうから、信司君には感謝だな」
私の心を読めるんですか?と言いそうになった瑞穂だが、さすがの瑠宇斗もそれは出来ない。出来たなら自分が好きな事も分かるはずだと思った。が・・・もし知らないふりをしていたら・・・
「あの・・・瑠宇斗さんの力って、読心術とかないですよね?」
「あったらまずいのか?」
「えっと・・・はい・・・」
「まさか・・・」
瑠宇斗が瑞穂の顔を覗き込む。バ、バレちゃった?
「俺の悪口ばかり考えてるんだろ?」
息を呑むほどの整った大好きな顔が目の前に現れ、色気ある流し目に見つめられると鼓動が踊り出す。
「あ、いや、あの・・・えっとー・・・」
「読心術か・・・その力もあれば良かったなぁ・・・」
そっと頭を撫でる大きな手は、優しくて温かくて幸せが体中を駆け巡った。
もう、この気持ちを抑えることは出来ない・・・
ずっとそばにいて欲しい。