あやかし銀狼に恋をして〜じれ恋はやがて溺愛に包まれる
「こんにちは、瑞穂ちゃん」
「こ・・・こんにちは・・・えっと・・・どちら・・・様?」
「忘れちゃったよね?僕はしっかり覚えているけど」
「瑞穂、木元のおじさん分かるだろ?」
「お父さんの大学の友達で、昔よく家族同士でキャンプに行ったりした・・・」
「そうそう、あの時の男の子、晴之君だよ。今、父さんの取引会社で営業をしているんだ。将来有望な人財だと聞いていたが、まさかあの晴之君とは思わなかったよ」
「お恥ずかしい・・・今はおじさん、じゃなかった天宮部長に色々教えて貰っているんだ」
「合同で起ち上げているプロジェクトがあって、それで一緒に広島まで行った帰りなんだ。晴之君がどうしても瑞穂に会いた言ってね」
「な、何言っているんですか!」
「ははっ、そんなに慌てなくても冗談だよ。それとも、図星だったか?」
「や、止めて下さいよっ!」
顔を赤らめる晴之を微笑ましく見つめた後、徳次は真剣な顔つきに変わり、瑞穂の方を見た。
「瑞穂。そろそろ、うちに帰って来なさい」
「えっ?どうして急に・・・」
「急にって、ずっとワガママを聞いて来たんだ。もう十分だろ」
「だって、私こっちで楽しく毎日過ごしているのに・・・」
「ずっとここで住む気か?就職は?おばあちゃんの跡継ぎをするのか?」
「それは・・・」
「社会経験と思って、カナダ行きを延ばすことを許していたけど、もういいだろ?実は、晴之君がカナダ支部への転勤が決まったんだ。瑞穂もカナダに行く予定だったから、丁度いいと思ってね」
「瑞穂ちゃん、僕が色々案内するし、語学も教えるよ」
「本当に頼もしくなったよ。家族も知り合いだ。これほど安心して任せることが出来る男は何処にもいないよ」
「な、何、勝手に決めてるの!」
「とにかくだ。今週中には必ず帰って来なさい」
「そ、そんな急に・・・」
「いいね。これは親としての命令だ。さぁ、晴之君。電車の時間だからそろそろ行こうか」
「はい。瑞穂ちゃん、また東京で」
「こ・・・こんにちは・・・えっと・・・どちら・・・様?」
「忘れちゃったよね?僕はしっかり覚えているけど」
「瑞穂、木元のおじさん分かるだろ?」
「お父さんの大学の友達で、昔よく家族同士でキャンプに行ったりした・・・」
「そうそう、あの時の男の子、晴之君だよ。今、父さんの取引会社で営業をしているんだ。将来有望な人財だと聞いていたが、まさかあの晴之君とは思わなかったよ」
「お恥ずかしい・・・今はおじさん、じゃなかった天宮部長に色々教えて貰っているんだ」
「合同で起ち上げているプロジェクトがあって、それで一緒に広島まで行った帰りなんだ。晴之君がどうしても瑞穂に会いた言ってね」
「な、何言っているんですか!」
「ははっ、そんなに慌てなくても冗談だよ。それとも、図星だったか?」
「や、止めて下さいよっ!」
顔を赤らめる晴之を微笑ましく見つめた後、徳次は真剣な顔つきに変わり、瑞穂の方を見た。
「瑞穂。そろそろ、うちに帰って来なさい」
「えっ?どうして急に・・・」
「急にって、ずっとワガママを聞いて来たんだ。もう十分だろ」
「だって、私こっちで楽しく毎日過ごしているのに・・・」
「ずっとここで住む気か?就職は?おばあちゃんの跡継ぎをするのか?」
「それは・・・」
「社会経験と思って、カナダ行きを延ばすことを許していたけど、もういいだろ?実は、晴之君がカナダ支部への転勤が決まったんだ。瑞穂もカナダに行く予定だったから、丁度いいと思ってね」
「瑞穂ちゃん、僕が色々案内するし、語学も教えるよ」
「本当に頼もしくなったよ。家族も知り合いだ。これほど安心して任せることが出来る男は何処にもいないよ」
「な、何、勝手に決めてるの!」
「とにかくだ。今週中には必ず帰って来なさい」
「そ、そんな急に・・・」
「いいね。これは親としての命令だ。さぁ、晴之君。電車の時間だからそろそろ行こうか」
「はい。瑞穂ちゃん、また東京で」