あやかし銀狼に恋をして〜じれ恋はやがて溺愛に包まれる
【瑠宇斗の覚悟】
藤野が立ち去った後、登喜代を訪ね、話をするために2人は2階へ上がった。
「登喜代さん、すみません。瑞穂のこと・・・」
「ごめんね、瑠宇斗君。親子のことだから、私は口を出せなくて・・・」
「いえ、俺が瑞穂を好きにならなければ、こんな事には・・・」
「どうしてダメなの?あやかしだから?」
「登喜代さんが特別なんですよ。普通なら、あやかしが恋人なんて驚きますよ。そもそもあやかしという存在がファンタジーですから・・・」
「そうね・・・でも、私は瑠宇斗君だから、瑞穂とのお付き合いを認めていたのよ」
「登喜代さん・・・」
「瑠宇斗君・・・人間になるって選択肢は無いの?」
「俺は・・・瑞穂と会うまでは考えもしなかったです。でも、瑞穂に出逢って人間だったらって考えます。ただ、それはもう必要なくなりました・・・別れを告げましたから・・・」
「私にだけは正直に答えて。瑞穂のこと、どう思っているの?」
「愛してます。この身が滅びようとも瑞穂を守る覚悟もあります。叶うなら・・・人間として、瑞穂と生涯共に歩みたい・・・ただ、それは俺の願望に過ぎないので・・・」
「瑠宇斗君はお母さんの約束のために、神使としてこの町を、山を守っている。そうよね?」
「はい」
「そして、朽ちかけた山を守る力を持つ者を捜しに来た。その主が瑞穂だった」
「そうです」
「約束は果たしているじゃない」
「これからも守らないといけませんから」
「それって、人間になっても出来るでしょ?」
「それは・・・」
「あと、瑞穂の幸せって何だと思う?」
「それは・・・今だから出来る経験を積んで、ご両親が認めた男性と一緒に・・・」
瑠宇斗は他の男と瑞穂が結婚することを想像すると、それ以上は言葉に出来なかった。
「登喜代さん、すみません。瑞穂のこと・・・」
「ごめんね、瑠宇斗君。親子のことだから、私は口を出せなくて・・・」
「いえ、俺が瑞穂を好きにならなければ、こんな事には・・・」
「どうしてダメなの?あやかしだから?」
「登喜代さんが特別なんですよ。普通なら、あやかしが恋人なんて驚きますよ。そもそもあやかしという存在がファンタジーですから・・・」
「そうね・・・でも、私は瑠宇斗君だから、瑞穂とのお付き合いを認めていたのよ」
「登喜代さん・・・」
「瑠宇斗君・・・人間になるって選択肢は無いの?」
「俺は・・・瑞穂と会うまでは考えもしなかったです。でも、瑞穂に出逢って人間だったらって考えます。ただ、それはもう必要なくなりました・・・別れを告げましたから・・・」
「私にだけは正直に答えて。瑞穂のこと、どう思っているの?」
「愛してます。この身が滅びようとも瑞穂を守る覚悟もあります。叶うなら・・・人間として、瑞穂と生涯共に歩みたい・・・ただ、それは俺の願望に過ぎないので・・・」
「瑠宇斗君はお母さんの約束のために、神使としてこの町を、山を守っている。そうよね?」
「はい」
「そして、朽ちかけた山を守る力を持つ者を捜しに来た。その主が瑞穂だった」
「そうです」
「約束は果たしているじゃない」
「これからも守らないといけませんから」
「それって、人間になっても出来るでしょ?」
「それは・・・」
「あと、瑞穂の幸せって何だと思う?」
「それは・・・今だから出来る経験を積んで、ご両親が認めた男性と一緒に・・・」
瑠宇斗は他の男と瑞穂が結婚することを想像すると、それ以上は言葉に出来なかった。