あやかし銀狼に恋をして〜じれ恋はやがて溺愛に包まれる
🐺🐺🐺
瑠宇斗は瑞穂を追いかけようとしたが、地元の人達に紛れてしまい、見失ってしまった。
「こんな時、あやかしなら直ぐに見つけられるのに・・・瑞穂っ!何処にいる!」
大きな声を出しても、今日は花火大会で爆音が空を鳴らし、声が打ち消される。大勢の人で集中して瑞穂の気を探るのも困難だ。
「瑞穂っ!あっ・・・すみません、人違いです・・・」
と、何度も瑞穂だと思って声をかけて捜し回った。
「瑞穂・・・何処にいる・・・」
辺りを見渡すが何処にもいない。
「また・・・初めて行った花火大会の時みたいに、迷っているんじゃ・・・初めての花火大会・・・そうか!」
瑠宇斗は慌てて告想広場へ向かった。
その頃瑞穂は、2人で初めて見た花火大会を思い出していた。
「灯樹さんのばか・・・こんなに愛しているのに・・・はぁ・・・初めて一緒に見た時、夜空に打ち上がる花火が、灯樹さんの優しい笑顔を照らしていたっけ・・・」
その様子を思い出し、脳裏に映る灯樹を思い出していると、微笑む灯樹の顔が、ブロックノイズを起こす・・・
「な、何?・・・今の・・・」
「瑞穂!」
名前を呼ばれて振り向くと、汗をかき、息を切らした瑠宇斗が立っていた。
「・・・瑠宇斗さん、どうしてあなたがここに・・・」
「瑞穂・・・本当に俺達のこと、忘れてしまったのか?」
「私達のことって、瑠宇斗さん、いい加減にしてください!私達の間には何も・・・」
その時、大きな花火が打ち上がり、爆音を立てた後、空を明るく照らし、悲しそうな顔をする瑠宇斗を照らした。
「どうして・・・そんな顔をするんですか?」
「・・・瑞穂・・・瑞穂が俺達のことを忘れても、必ずもう一度、振り向かせてみせるよ。君を・・・愛してる」
「だから、私は人妻で、私の主人は」
その先を言いかけた時、言葉を遮るように、連続で花火が上がった。体に響く爆音と共に夜空を彩る光が瑠宇斗の顔を照らす度に、2年前の映像が瑞穂の脳裏に映し出された。
瑠宇斗は瑞穂を追いかけようとしたが、地元の人達に紛れてしまい、見失ってしまった。
「こんな時、あやかしなら直ぐに見つけられるのに・・・瑞穂っ!何処にいる!」
大きな声を出しても、今日は花火大会で爆音が空を鳴らし、声が打ち消される。大勢の人で集中して瑞穂の気を探るのも困難だ。
「瑞穂っ!あっ・・・すみません、人違いです・・・」
と、何度も瑞穂だと思って声をかけて捜し回った。
「瑞穂・・・何処にいる・・・」
辺りを見渡すが何処にもいない。
「また・・・初めて行った花火大会の時みたいに、迷っているんじゃ・・・初めての花火大会・・・そうか!」
瑠宇斗は慌てて告想広場へ向かった。
その頃瑞穂は、2人で初めて見た花火大会を思い出していた。
「灯樹さんのばか・・・こんなに愛しているのに・・・はぁ・・・初めて一緒に見た時、夜空に打ち上がる花火が、灯樹さんの優しい笑顔を照らしていたっけ・・・」
その様子を思い出し、脳裏に映る灯樹を思い出していると、微笑む灯樹の顔が、ブロックノイズを起こす・・・
「な、何?・・・今の・・・」
「瑞穂!」
名前を呼ばれて振り向くと、汗をかき、息を切らした瑠宇斗が立っていた。
「・・・瑠宇斗さん、どうしてあなたがここに・・・」
「瑞穂・・・本当に俺達のこと、忘れてしまったのか?」
「私達のことって、瑠宇斗さん、いい加減にしてください!私達の間には何も・・・」
その時、大きな花火が打ち上がり、爆音を立てた後、空を明るく照らし、悲しそうな顔をする瑠宇斗を照らした。
「どうして・・・そんな顔をするんですか?」
「・・・瑞穂・・・瑞穂が俺達のことを忘れても、必ずもう一度、振り向かせてみせるよ。君を・・・愛してる」
「だから、私は人妻で、私の主人は」
その先を言いかけた時、言葉を遮るように、連続で花火が上がった。体に響く爆音と共に夜空を彩る光が瑠宇斗の顔を照らす度に、2年前の映像が瑞穂の脳裏に映し出された。