あやかし銀狼に恋をして〜じれ恋はやがて溺愛に包まれる
瑞穂は集中して、石が積まれた前に膝をつき、ゆっくりと話し掛けた。
「この土地を綺麗にしましょう・・・新たな土地に生まれ変わって、また花が咲くように・・・」
ゆっくりと瑞穂の体から白と紫の光が揺らぎ、徐々に大きくなっていくと、瑞穂は手を地にあてた。
「お願い・・・もう、苦しまないで・・・」
一気に放たれた光は、地を這い、地面の中へと吸い込まれ、黒い渦が消えた。
「凄いっ!消え去りました!」
念願が叶ったと灯樹が喜んでいると、
「いや・・・まだだ・・・」
と、強志が静かな声で答えた。灯樹は瑞穂の方を見ると、また黒い渦がうごめき始めた。
「瑞穂ちゃん!もういい!こっちに戻って来い!」
「イヤです!まだ力はあります!手応えで、あともう少しなのが分かります!もう少しだけっ!」
「ダメだっ!瑞穂ちゃんの気が小さくなってきている!押されるぞっ!」
「瑞穂っ!」
瑠宇斗は堪りかねて、瑞穂の方に駆け出した。
「ママーッ!!」
瑞穂が黒い渦と戦っていて、それを助けようと瑠宇斗が瑞穂の元へ駆け出したのを見た羽瑠は、あとについて走り出そうとした。
「羽瑠はダメだっ!俺と一緒にいろ!」
強志が羽瑠と手を繋ぎ、瑠宇斗は瑞穂に駆け寄り手をかざすと、銀白色の光が混じり合い、大きな光が包み込む。
黒い渦が、紫と白と銀の3つの光と中央で混ざり合っていた。
「豪火之神様、もうこれ以上は、瑞穂さんの体力が持ちません・・・」
羽瑠はその言葉を聞くと、強志と繋いでいた手を振り払い、駆け出した。
「待てっ!羽瑠!」
「ぼくはパパとおやくそくしたんだ!ママをぜったいにまもるって!」
羽瑠は気持ちが焦り、前のめりに躓きそうになりながらも、瑞穂達の方に向かって必死に走りながら、
「ママを!ママをいじめるなーーーっ!!」
力一杯叫ぶ羽瑠からは、白と紫の光が体中を覆い、足元からは銀白色の光が地面一面に現れると、その光は矢を放ったように桜があった地面に突き刺さった。
「この土地を綺麗にしましょう・・・新たな土地に生まれ変わって、また花が咲くように・・・」
ゆっくりと瑞穂の体から白と紫の光が揺らぎ、徐々に大きくなっていくと、瑞穂は手を地にあてた。
「お願い・・・もう、苦しまないで・・・」
一気に放たれた光は、地を這い、地面の中へと吸い込まれ、黒い渦が消えた。
「凄いっ!消え去りました!」
念願が叶ったと灯樹が喜んでいると、
「いや・・・まだだ・・・」
と、強志が静かな声で答えた。灯樹は瑞穂の方を見ると、また黒い渦がうごめき始めた。
「瑞穂ちゃん!もういい!こっちに戻って来い!」
「イヤです!まだ力はあります!手応えで、あともう少しなのが分かります!もう少しだけっ!」
「ダメだっ!瑞穂ちゃんの気が小さくなってきている!押されるぞっ!」
「瑞穂っ!」
瑠宇斗は堪りかねて、瑞穂の方に駆け出した。
「ママーッ!!」
瑞穂が黒い渦と戦っていて、それを助けようと瑠宇斗が瑞穂の元へ駆け出したのを見た羽瑠は、あとについて走り出そうとした。
「羽瑠はダメだっ!俺と一緒にいろ!」
強志が羽瑠と手を繋ぎ、瑠宇斗は瑞穂に駆け寄り手をかざすと、銀白色の光が混じり合い、大きな光が包み込む。
黒い渦が、紫と白と銀の3つの光と中央で混ざり合っていた。
「豪火之神様、もうこれ以上は、瑞穂さんの体力が持ちません・・・」
羽瑠はその言葉を聞くと、強志と繋いでいた手を振り払い、駆け出した。
「待てっ!羽瑠!」
「ぼくはパパとおやくそくしたんだ!ママをぜったいにまもるって!」
羽瑠は気持ちが焦り、前のめりに躓きそうになりながらも、瑞穂達の方に向かって必死に走りながら、
「ママを!ママをいじめるなーーーっ!!」
力一杯叫ぶ羽瑠からは、白と紫の光が体中を覆い、足元からは銀白色の光が地面一面に現れると、その光は矢を放ったように桜があった地面に突き刺さった。