あやかし銀狼に恋をして〜じれ恋はやがて溺愛に包まれる
【ドキドキの始まり】
「さぁ、今日も宜しくお願いします!」
お店に向かってお辞儀をしたあと、瑞穂が振り向いて歩き出すと、
「痛っ!す、すみません」
目の前に立っていた人の胸元に顔をぶつけ、鼻をさすりながらその主を見上げた。
「おはよう、瑞穂。今日も宜しく」
「お、おはようございます!こちらこそお願いします!」
見上げた瑠宇斗と目が合うと、少し青みがかる瞳に見つめられて、吸い込まれそうになる。この瞳、ずっと見ていたい・・・
瑠宇斗は、頬を赤らめた瑞穂を見て、小さい頃、熱を出せばいつも母がしてくれていたように、瑞穂の前髪を手で掻き上げ、自分の額を当てて熱を計った。
「あ、あわっ、あ、あの・・・・」
「熱は無さそうだ。良かった」
頭をヨシヨシと撫で、微笑んでいる。悪意がない本気度100%で純粋な笑顔を向けられ、男性に対して免疫値0の瑞穂の心臓は、静けさの中、音が聞こえるのでは?と思うほどにバクバクしている。
瑞穂の気持ちなんて知らない瑠宇斗は、人間の時に近所の小さい子供の面倒をよく見ていたのを思い出していた。
「瑞穂、やっぱり調子悪いのか?脈も速そうだぞ?」
次は頬に瑠宇斗の手が伸びて来た。
「だ、大丈夫です!す、凄く元気ですから!」
これ以上は心臓がもたないと、瑞穂は頑張るポーズをとった。
「それなら良かった」
良くはないですけどね!瑞穂は心の中で叫ぶが、瑠宇斗は涼しい顔をしている。
「着替えてくるよ」
「あっ、制服の替えがある所を教えてって登喜ばぁに言われてたので、案内しますね」
2人で2階に上がり、準備していた制服を渡した。
「はい、これです」
「ありがとう、瑞穂。これからも頼むよ」
「私に出来ることでしたら・・・でも、私、あと3週間で家に帰るんです」
「今は、春休みか?」
「いえ、大学を卒業して、就職せずに勉強のために親戚の家に・・・海外へ行こうかと思って」
勉強・・・その言葉を口に出して、心苦しくなった。
「そうか・・・それは凄く寂しいな・・・」
お店に向かってお辞儀をしたあと、瑞穂が振り向いて歩き出すと、
「痛っ!す、すみません」
目の前に立っていた人の胸元に顔をぶつけ、鼻をさすりながらその主を見上げた。
「おはよう、瑞穂。今日も宜しく」
「お、おはようございます!こちらこそお願いします!」
見上げた瑠宇斗と目が合うと、少し青みがかる瞳に見つめられて、吸い込まれそうになる。この瞳、ずっと見ていたい・・・
瑠宇斗は、頬を赤らめた瑞穂を見て、小さい頃、熱を出せばいつも母がしてくれていたように、瑞穂の前髪を手で掻き上げ、自分の額を当てて熱を計った。
「あ、あわっ、あ、あの・・・・」
「熱は無さそうだ。良かった」
頭をヨシヨシと撫で、微笑んでいる。悪意がない本気度100%で純粋な笑顔を向けられ、男性に対して免疫値0の瑞穂の心臓は、静けさの中、音が聞こえるのでは?と思うほどにバクバクしている。
瑞穂の気持ちなんて知らない瑠宇斗は、人間の時に近所の小さい子供の面倒をよく見ていたのを思い出していた。
「瑞穂、やっぱり調子悪いのか?脈も速そうだぞ?」
次は頬に瑠宇斗の手が伸びて来た。
「だ、大丈夫です!す、凄く元気ですから!」
これ以上は心臓がもたないと、瑞穂は頑張るポーズをとった。
「それなら良かった」
良くはないですけどね!瑞穂は心の中で叫ぶが、瑠宇斗は涼しい顔をしている。
「着替えてくるよ」
「あっ、制服の替えがある所を教えてって登喜ばぁに言われてたので、案内しますね」
2人で2階に上がり、準備していた制服を渡した。
「はい、これです」
「ありがとう、瑞穂。これからも頼むよ」
「私に出来ることでしたら・・・でも、私、あと3週間で家に帰るんです」
「今は、春休みか?」
「いえ、大学を卒業して、就職せずに勉強のために親戚の家に・・・海外へ行こうかと思って」
勉強・・・その言葉を口に出して、心苦しくなった。
「そうか・・・それは凄く寂しいな・・・」