あやかし銀狼に恋をして〜じれ恋はやがて溺愛に包まれる
瑞穂は掴まれた手を払い、瑠宇斗にあたる自分にも嫌気がさして早歩きで歩くと、後ろから自転車が来ていることに気がつかなかった。
「瑞穂、危ない!」
瑠宇斗の声で気がついた時には自転車が目の前に迫ってきて、体を縮めて目をギュッと瞑ると、腕を引っ張られ抱き寄せられた後、体を包み込まれた。
「危ないだろっ!気をつけろ!」「すみません!」そのやり取りは、瑠宇斗の胸に顔を埋めた状況で聞き取れた。
「・・・大丈夫か?痛いところは無いか?」
抱きしめていた腕が緩まり顔を上げると、心配そうに見つめる瑠宇斗の顔が目の前にある。
「・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
勝手に怒って助けて貰って、瑞穂は情けなくて、申し訳なくて涙が溢れてきた。
「怖かったな・・・なぁ、瑞穂?俺が何か怒らすことを瑞穂にしたなら謝る。俺は人の感情を理解するのに難しい時がある。だから、そうだったら許して欲しい」
許すも何も、ただ自分が嫉妬しただけで、瑠宇斗が悪いわけじゃない。瑞穂は『ただ瑠宇斗が好きなだけ』だと言いたいけど・・・
「瑠宇斗さんは何も悪くありません。ごめんなさい・・・」
「じゃあ・・・仲直りだ。いいね?」
「・・・はい」
頭を撫でる手はとても優しく、微笑みは胸がときめく。どうしよう・・・抑え切れなくて言ってしまいそうになる。『好きです』って・・・
「さぁ・・・帰ろうか」
買い物を終えて2人はバス停に向かい、丁度来たバスに乗ると、花火大会のポスターが貼ってあった。瑠宇斗と2人で行けるのは、これが最初で最後の花火大会・・・大切な想い出にしたい・・・
隣の席に座って、バスが揺れる度に少し触れる腕の温もりも・・・このときめきも・・・この瞬間も・・・
店に戻るまでの他愛もない会話に笑顔で答える瑠宇斗を目に焼きつけよう・・・
「瑞穂、危ない!」
瑠宇斗の声で気がついた時には自転車が目の前に迫ってきて、体を縮めて目をギュッと瞑ると、腕を引っ張られ抱き寄せられた後、体を包み込まれた。
「危ないだろっ!気をつけろ!」「すみません!」そのやり取りは、瑠宇斗の胸に顔を埋めた状況で聞き取れた。
「・・・大丈夫か?痛いところは無いか?」
抱きしめていた腕が緩まり顔を上げると、心配そうに見つめる瑠宇斗の顔が目の前にある。
「・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
勝手に怒って助けて貰って、瑞穂は情けなくて、申し訳なくて涙が溢れてきた。
「怖かったな・・・なぁ、瑞穂?俺が何か怒らすことを瑞穂にしたなら謝る。俺は人の感情を理解するのに難しい時がある。だから、そうだったら許して欲しい」
許すも何も、ただ自分が嫉妬しただけで、瑠宇斗が悪いわけじゃない。瑞穂は『ただ瑠宇斗が好きなだけ』だと言いたいけど・・・
「瑠宇斗さんは何も悪くありません。ごめんなさい・・・」
「じゃあ・・・仲直りだ。いいね?」
「・・・はい」
頭を撫でる手はとても優しく、微笑みは胸がときめく。どうしよう・・・抑え切れなくて言ってしまいそうになる。『好きです』って・・・
「さぁ・・・帰ろうか」
買い物を終えて2人はバス停に向かい、丁度来たバスに乗ると、花火大会のポスターが貼ってあった。瑠宇斗と2人で行けるのは、これが最初で最後の花火大会・・・大切な想い出にしたい・・・
隣の席に座って、バスが揺れる度に少し触れる腕の温もりも・・・このときめきも・・・この瞬間も・・・
店に戻るまでの他愛もない会話に笑顔で答える瑠宇斗を目に焼きつけよう・・・