あやかし銀狼に恋をして〜じれ恋はやがて溺愛に包まれる
「あのさ、久々だしもう少し話をしない?」
「瑞穂の元に戻りたいんだ。じゃあな」
「ねぇっ!瑠宇斗にとって、私ってどんな存在?」
「どんなって・・・あぁ、さっき言いかけたことか。相棒の時もあり、信頼出来る仲間だよ。瑞穂に聞かれても恥ずかしくなかっただろ?じゃあな」
瑠宇斗はあやかしになり、消えて行った。
「人間を好きになったら・・・辛いだけなのに・・・」
百花は権蔵の事を思い出し、狐の姿になると山奥へと帰って行った。
🐺🐺🐺
湖で瑠宇斗と百花が何処かに行った後、1人寂しくホテルに戻ってきた瑞穂は、気が抜けたようにホテルの最上階にある山と湖を一望出来るラウンジで、珈琲を飲みながら外を眺めていた。
「あの・・・そのネックレスって『キゼラ』の商品ですよね?あっ、突然すみません!」
同じくらいの年頃で、ウェーブのかかったセミロングで黒髪の、愛らしい童顔の女性が声を掛けて来た。
「そうですよ。キゼラ、知ってますか?」
「もちろんです!私のお気に入りのお店なんです!あの、お隣座っていいですか?」
「はい、どうぞ」
「店主が息子さんになってから、デザインまでされてるって聞いて・・・私も趣味でアクセサリーを作っていたから・・・お客さんに凄く一生懸説明されて、商品への思い入れがとても素敵で・・・」
「えっと・・・それって新河さんのことですよね?」
「新河さんっていうんですか?・・・あの、ひょっとして、彼女さん・・・だったりしますか?」
「ま、まさか!私には他に好きな人がいますから」
「そうでしたか・・・良かった・・・」
「好きなんですか?新河さんのこと」
「は、はい・・・」
笑顔がとても素敵なその女性に、2人は初めてなのに話が盛り上がった。
「瑞穂さんの好きな人はどんな方ですか?」
「凄くカッコ良くて頼りがいがあって優しくて・・・でも、その人、あと半年後には何処かに行っちゃうみたいで・・・」
「そうですか・・・お互い頑張りましょうね!私、もう明日に帰るので、良かったら連絡先交換してもらえますか?」
「勿論です。私、癒怒町にある『ときよ屋』という祖母が経営しているお店で働いています。お団子やお汁粉が美味しいんですよ」
「今度遊びに行きます!」
「瑞穂の元に戻りたいんだ。じゃあな」
「ねぇっ!瑠宇斗にとって、私ってどんな存在?」
「どんなって・・・あぁ、さっき言いかけたことか。相棒の時もあり、信頼出来る仲間だよ。瑞穂に聞かれても恥ずかしくなかっただろ?じゃあな」
瑠宇斗はあやかしになり、消えて行った。
「人間を好きになったら・・・辛いだけなのに・・・」
百花は権蔵の事を思い出し、狐の姿になると山奥へと帰って行った。
🐺🐺🐺
湖で瑠宇斗と百花が何処かに行った後、1人寂しくホテルに戻ってきた瑞穂は、気が抜けたようにホテルの最上階にある山と湖を一望出来るラウンジで、珈琲を飲みながら外を眺めていた。
「あの・・・そのネックレスって『キゼラ』の商品ですよね?あっ、突然すみません!」
同じくらいの年頃で、ウェーブのかかったセミロングで黒髪の、愛らしい童顔の女性が声を掛けて来た。
「そうですよ。キゼラ、知ってますか?」
「もちろんです!私のお気に入りのお店なんです!あの、お隣座っていいですか?」
「はい、どうぞ」
「店主が息子さんになってから、デザインまでされてるって聞いて・・・私も趣味でアクセサリーを作っていたから・・・お客さんに凄く一生懸説明されて、商品への思い入れがとても素敵で・・・」
「えっと・・・それって新河さんのことですよね?」
「新河さんっていうんですか?・・・あの、ひょっとして、彼女さん・・・だったりしますか?」
「ま、まさか!私には他に好きな人がいますから」
「そうでしたか・・・良かった・・・」
「好きなんですか?新河さんのこと」
「は、はい・・・」
笑顔がとても素敵なその女性に、2人は初めてなのに話が盛り上がった。
「瑞穂さんの好きな人はどんな方ですか?」
「凄くカッコ良くて頼りがいがあって優しくて・・・でも、その人、あと半年後には何処かに行っちゃうみたいで・・・」
「そうですか・・・お互い頑張りましょうね!私、もう明日に帰るので、良かったら連絡先交換してもらえますか?」
「勿論です。私、癒怒町にある『ときよ屋』という祖母が経営しているお店で働いています。お団子やお汁粉が美味しいんですよ」
「今度遊びに行きます!」